この記事はこんな方におすすめ
留学希望者にとって大きな悩みの1つは、留学の時期と就活がかぶることです。
とはいっても就活は実際にやってみないとわからないことも多く、なかなか自分では判断が難しいですよね。
なので、ご家族や友人に「就活あるのに、留学行っても大丈夫なの!?」と声をかけられ、不安になってしまうこともあると思います。
しかし結論をいうと、留学と就活がかぶっても問題はありません!
- 大学3年生夏のインターンの増加
- 就職エージェントの充足
- 求人の上昇
- オンライン普及
これらが近年変化した結果、現在留学と就活がかぶることによる国内組との格差が減りました。
とはいっても、まだまだ不利ではあるので、何も対策なしでいいわけではありません。
留学前の準備や、留学中の動きで大きく差がつきます。
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留学と就活がかぶる場合の問題点とは?
まず留学と就活がかぶることによって起こる問題とはなんなのでしょうか。
- タイミングが合わない
- 情報の不足
- 機会の欠如
- 時間の不足
では、この4つを詳しく説明していきます。
タイミングが合わない
留学中は現地での学業や生活に専念するため、就活に割ける時間が限られます。
なので、日本の就活スケジュールに合わせて動くのが難しいです。
さらに留学中は、オンラインの面談だとしても集団面接や、集団ディスカッションに参加が出来ない場合があります。
情報不足
留学先にいると、日本の就活情報(企業説明会、インターンシップ、OB・OG訪問など)をリアルタイムで入手するのが難しくなります。
自分で動いて情報を手に入るという手段に限りがあるので、他の就活生と差がでてしまいます。
機会の欠如
留学中は、日本国内の就活フェアや企業の説明会に参加する機会がありません。
これにより、企業との直接的な接触が減ってしまいます。
直接会社の様子を知ることもできなくなってしまいます。
時間の不足
留学中は、友人の交流に課題に授業にやることが盛りだくさんです。
その中で、留学と就活のことに労力を費やすのはかなり疲れます。
この結果、日本に滞在中の就活生よりも、圧倒的に就活のための活動時間が変ってしまいます。
【留学と就活がかぶると間に合わない】留学のメリット
留学と就活がかぶってしまうと様々な問題がありますが、ということは留学はあきらめるべき・・・?なのでしょうか。
いいえ、留学には諦めてしまうともったいないメリットがあります!
グローバルな視野を持てる
留学を通じて様々な人に出会い、異文化に触れることで、視野が広がり、国際的な視点から物事を考える力が身につきます。
これは企業が求めるグローバル人材としての強みとなります。
そして、留学経験を活かせる業界も数多くあります。
- ホテル業界
- 教育関連
- 観光・旅行・航空関連
- 商社・メーカー・国際物流
- コンサルティング
- IT・通信・ソフトウェア
※参照(https://www.ryugaku.co.jp/career/job/)
メンタルが鍛えられる
異なる文化や環境に適応する留学経験を通じて、柔軟な思考や問題解決能力が養われます。
その結果、少しのことには動じない強いメンタルを身に付けることもできます。
これらのスキルは、どの職場でも非常に評価されるものなのです。
言語力の向上
留学中に英語やその他の外国語を実践的に学ぶことで、言語スキルが飛躍的に向上します。
多国籍企業や海外展開を目指す企業にとって、語学力はプラスです。
そして、語学力だけではなく、留学に行った経験そのものも大きなアドバンテージにもなります。
自信と独立心の向上
困難を避けられない留学環境での生活を経験することで、自信や独立心が育まれます。
数々の問題を乗り越えていくことで、少しずつ自分に自信がもてるようになるのです!
これにより、仕事や私生活においても主体的に行動できるようになります。
【留学と就活がかぶると間に合わない】両立する対策
留学しながら就活する人は就活1本で頑張っている人に追いつくのはなかなか大変です。
留学と就活がかぶっても間に合わせたい場合は、様々な対策が必要になります。
留学計画の見直し
就活が人生にとっても重要なことなのだ!!と思う方は、留学計画を見直す必要があります。
正直留学しながらの就職活動をする人が、就活だけに真剣に取り組む人に勝つのは容易ではありません。
- 短期留学の検討
- 留学時期の見直し
このように、どうにか就活と留学を両立するために計画をたてなおしましょう。
短期留学って、意味あるの?と思う方は、ぜひ下の記事を参考にしてみてください!
休学を選択する
あえて休学をして留学をすることで、一般的な就活のスケジュールに合わせることができます。
就活中に一緒に面談をした人のなかには、留学のために休学をすることで就活に万全の準備をして挑む人もちらほらいました。
留学期間を短くしたくないのならば、休学して留学するのも選択肢の1つになります。
早めの準備に取り掛かる
就活は取り組みはじめる時期で差がつきます。
留学前から出来ることを始めておくことで、大変ではありますが留学中も就活に挑むことができます。
メモ(留学前に準備できること)
- 自己分析
- 自己PR
- 企業分析
- インターン経験
- SPIの勉強
詳しくはこちらで説明しています。
オンラインを活用する
コロナの時期を経て、多くの企業がオンライン説明会や面接を導入し、留学先からでも面接や説明に参加できるようになりました。
また、就活フェアなどもオンラインでも開催されているので、積極的に時間を合わせて参加できてしまうのです。
ここに注意
集団討論や集団面接には参加できなくなってしまう
現地でインターンに挑む
留学するだけではなく、現地でインターンやアルバイトとして働くとさらに大きなアピールポイントになります。
なかなか働く先を見つけるのは難しいですが、ボランティアの運営に参加してみるなどでも挑戦してみるのがおすすめです。
【留学と就活がかぶると間に合わない】留学前の準備
では、大学3年からの留学を決断をしたら、実際にはどのように就活を進めればいいのでしょうか。
留学中や帰国後にスムーズに就活を行うためには、渡航前の準備はかかせません。
準備は早ければ早いほど就活に有利になります。
意外と留学前に出来ることは多いのです。
- 自己分析
- 自己PR
- 企業分析
- インターン経験
- SPIの勉強
【留学と就活がかぶると間に合わない】留学中
留学前に万全の準備をして渡航したとしても、現地でもやることは盛りだくさんです。
積極的に説明会に参加
留学中でも、オンラインや現地での説明会に参加できます。
時差や授業の関係で大変ですが、出来る限り積極的に説明会に参加しましょう。
留学中も企業に応募
留学中でも企業に応募することも可能です。
留学中であることを伝え、オンラインでの面接の対応をしてもらえるようにお願いしましょう。
情報収集
日本にいる友人と連絡をとったり、就職エージェントに登録をして情報収集に励むのが必須です。
就職活動中の人と話すと焦りもうまれますが、その必要はありません。
現地で出来ることにフォーカスをあてて、留学生活も楽しみましょう!
留学エピソードをつくる
面接では、「英語を話せる」「留学をしてました」だけでは自己アピールとしては正直弱いです。
現地で、他者よりも印象に残るエピソードを作るのがおすすめ!
- ビーチを掃除などボランティアの運営に携わる
- 現地でインターンやアルバイトをする
- 大学でいい成績を取る
- 留学前後でのTOELCのスコアの変化
また、このようにエピソードを話すだけではなく、自分はどのように努力して成長したのかを合わせて話して他の人との差別化を狙いましょう!
まとめ:留学と就活がかぶると間に合わない
留学中と就活を同時進行するのは、大変ですがしっかりと準備を進めれば可能です。
しかし、就職にすべてをかけたい人は、留学との両立は正直おすすめしません。
まずは、自分が優先したいことを考え、計画をたてることが必須になります。
そして、留学に行く!と決めたのならば、両立するために全力を尽くすのみです!
留学は大授業に友人との交流にやることはたくさんありますが、時間を見つけてコツコツ就活も進めていきましょう!
あり