この記事はこんな方におすすめ
留学に行きたいみなさんは、どんな留学生活を描いていますか??
「友達をたくさん作って旅行も行きたいな~」とか、「勉強頑張って英語ペラペラになる!」など、留学生の数だけ理想の留学生活がありますよね。
しかし、理想の留学生活と現実には大きなギャップがあります。
そのために、思い描いた留学生活が送れずに留学失敗してしまうこともあるのです。
※全文はこちらから読めます
こちらの相談のように、留学中に引きこもりに走ってしまう人は一定数いるのです。
実はわたしも、留学失敗により、長期留学中に「引きこもり」になってしまった経験があります。
せっかく留学に行くならば、帰国後に「わたしの留学生活は最高だった!」と自信を持って言えるような時間を過ごしたいですよね。
明るい留学生活を送るために、注意してほしいことを「引きこもり」経験をもとに紹介していきます!
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【留学で引きこもり】失敗した理由
留学に失敗してしまった理由を6個紹介していきます。
目標を持たなかった
留学を行く際に、やってはいけないことは、留学に行って満足してしまうことです。
わたしは高校生の頃から留学に行くのが夢だったので、留学をスタートしたことがゴールとなってしまい、留学中に目標を持ちませんでした。
1年間英語を使って生活を送るだけで、達成感がいっぱいで、正直特別に何かを頑張った記憶がありません。
もちろん留学に行くことだけでも大きな一歩なので、踏み出した自分を褒めてあげてほしいですし、大きな経験になるのは間違いないです。
しかし、より充実した、将来に活かせる留学生活を送るためには目標を持つべきでした。
現地での生活に慣れてしまう
最初は緊張したり、気合いが入っていたりと慣れるまで色々なこと積極的に挑戦しますよね。
しかし、生活が安定してくると留学生活にも慣れ、余裕もでてきます。
その留学への慣れが悪い力を発揮してしまうこともあります。
留学環境に慣れたことで、新しいことに積極的に挑戦しなくなってしまうのです。
無理に疲れるほど頑張った生活をする必要はないですが、せっかくの1年しかない留学生活を全力で過ごせないと後々の後悔につながります。
遊びすぎてしまう
現地に行ったら、遊びすらも新鮮な経験ばかりで大事なことです。
遊びから文化を学ぶこともあり、英語と触れあう機会も増えます。
しかし、それを勉強から逃げる言い訳にするのは違います。
わたしは、留学中にノルウェー語の授業もを途中で挫折してしまったり、単位はとれたが成績が悪かったりと、勉強を頑張る場面で努力が足りなったです。
留学中は気づきませんでしたが、今思えば難しい授業・テストに、遊びに逃げていた気持ちもあるかと思います。
新しい環境に息抜きは大事ですが、もっと勉学を励んで、いい成績をとるなど目に見える成果を得るべきだったなと後に後悔しました。
留学先のリサーチ不足
渡航前に、留学先について事前リサーチを全然しなかったので、正直準備不足でした。
その結果、留学初期には現地で困ることも多々ありました。
失敗の中で1番困ったことは、スマホのSIM解除を事前にできていなかったことです。
SIMフリーのスマホであることは確認はしたのですが、肝心のSIM解除をしなかったので、現地でSIMを購入をしたものの使えず・・・。
結局1年Wi-Fiだけで生き延びました(笑)
他にも、アウトドアな国のノルウェーに行くのに、東京で着ている普段着ばかりもっていってしまいました。
なので、使えない服が多く、結局ジャケットや靴などが必要になり出費がかさみました・・・。
就職に活かせなかった
留学前に、留学と就職を組み合わせて考えたことはなかったので、まずは留学を頑張ろうと思っていました。
しかし、帰国後思ったのは、留学を就職に活かせばよかったなということです。
留学は少し意識を変えるだけで、就活に活かせるエピソードがたくさん作れます。
英語力不足
「これから留学に行って英語を勉強するから喋れようになるでしょう」って思うと、なぜか油断して英語勉強を怠ってしまうんです。
正直、留学に行ったからといって英語を話せるようにはなるわけではありません。
わたしは、実際行けば喋るようになるでしょう感覚で留学生活をスタートしました。
いざ行ってみると、自分の喋れなさにびっくり!そして、授業も先生が何を言っているかまったくわかりませんでした。
1対1だと、たどたどしく話しても何とか友達とコミュニケーションを取れましたが、大人数になると会話についていけずちんぷんかんぷんでした。
特に、初めてやるゲームのルールを友達が説明してくれても全く理解できず辛かったです(笑)
留学中に英語が話せなくつらかったことはこちらの記事で詳しく紹介しています↓
【留学に失敗】引きこもりをする人の特徴
留学に失敗した結果、待ち受けるのは「引きこもり」です。
もちろん全員が失敗によって引きこもりになってしまうわけではないですが、わたしを含め留学中に引きこもりをしてしまう人は一定数います。
中には授業も来ず、本当に寮からでない留学生もいました。
では、留学中に引きこもりをしてしまう人はどんな特徴があるのでしょうか。
受け身体制の人
留学生活で1番といえるほど大事なのは、友達作りです。
留学生活の序盤に友達が出来ないと、自信や勇気をなくしていってしまいます。
しかし、留学中は自ら積極的に行動していかないと、友達を得ることもできません。
なので、「誰かが話しかけてくれる」と受け身体制でいると、どんどん機会がないまま「引きこもり」気味になってしまいます。
自分に自信がない人
自分に自信がないと、失敗をしてしまうと負のループに落ちやすいです。
新たな留学環境での失敗はつきものですが、自信がないと、大したことのない失敗でもどんどん悪い方向に考えてしまいます。
留学前に英語勉強をしなかった人
留学前に英語の勉強を怠った人は、最初に英語の壁につきあたります。
留学に来て英語力ゼロの人と、英語に話すのに慣れている人では大きく英語に対するストレスが違います。
英語力がゼロだと、授業や友達づくりがより大変になり、「引きこもり」に陥りやすくなります。
【留学で引きこもり】失敗を未然に防ぐ対策法
せっかくの留学生活で失敗したくない!!そんな人にはぜひ留学前にやってほしい、対策方法を紹介していきます!
留学の目標を明確にする
目標もなく、なんとなく英語頑張りたいな~な気持ちで留学に行くと、お金も時間もかけたのに何も得られなかった、、、なんてこともあります!
「英語をペラペラになる」という大きな目標ではなく、「映画を字幕なしで理解できるようになる」などの細かく、も達成のために計画をたてやすい目標を定めることが重要です。
「英語がペラペラ」は、人によって判断基準も違いますし、英語を話すことのできない人にとっては最低限会話が出来るだけでペラペラということになります。
しかし、「映画を字幕でみれるようになる」というような目標は、明確で、自分自身もどんな勉強が必要かがわかりやすく達成しやすくなります。
留学前に英語力を磨く
英語力ゼロでも留学も可能ですが、最低限英語力があるかないかでは大きく留学の生活が変わります!
不慣れな最初の環境では、英語が人より劣っているというだけで、かなり心に打撃をうけます。
留学に行って英語を話せないと、よほどの明るくて度胸のある人ではないと、友達をつくるのも一苦労。
留学生活を少しでも楽に始めるために、最低限の英語力を学んでおきましょう!
帰国後の就職/転職のビジョンを描く
「留学した」や「英語を話せる」だけでは、面接のアピールポイントとして使うのは正直弱いです。
重要なのは、そこから何を得たのか、他の人とは何が違うのかなのです。(※転職の場合は、次の仕事にどういうところが活かせるか)
留学中の日常をアピールポイントとして面接などで使うのは難しいので、1つでも留学中に人よりも1歩頑張った経験を作ってくるといいと思います。
もし自分が面接官だった場合も、「英語の授業を頑張りました」と言う人よりも、「英語が苦手だったが、1日2時間英語勉強をして授業でいい成績をとりました。その結果、人前でも臆せず英語でプレゼンをできるようになった」と言う人を採用したいですよね。
特に社会人留学の場合は、履歴書に空白の期間ができてしまうと不利になってしまうので、事前の留学の計画は本当に大事になります。
【留学に失敗】引きこもりになってしまったら
留学に失敗して引きこもってしまった場合の挽回方法も紹介していきます。
もし、今すでに引きこもってしまってる人にも参考にしてもらえたら嬉しいです!
毎日外に出かける
散歩に行く、買い物に行く、大学の図書館に行く、などでもいいので、毎日外に出るようにしましょう。
完全に外に出るのをやめてはだめです!
自分を褒める
とにかく自分を褒めます(笑)
生まれ育った環境を出て、異国の地で異国の言語で生活をしているって実は、自分を褒めるに値することなのです。
わたしは、留学中に日本にいる友達が「留学していてすごい」とたくさん褒めてくれたことで、自分はすでに頑張っているんだと気づけました。
もちろん、より良い留学生活に出来たらいいですが、それよりも明るい思い出を増やす方が大事だと思います。
すべてポジティブに考えていきましょう!
日本人の子でも会う
留学中は日本人とばかりつるむのはだめだといいますよね。
しかし、英語のストレスが増えたときは、日本語で話すことも大事!
日本語を話すだけで、英語へのストレスが和らぐのでおすすめです。
英語の勉強を頑張る
家にいる時間が増えてしまったら、とにかく英語を勉強しましょう!
英語にストレスを感じるときは人と話すのを避けてしまいます。
なので、無理に人と話さずに、家で英語に触れあうことでいいと思います。
わたしは日本のアニメを謎に英語で見ることで、罪悪感を緩和していました(笑)
留学生活は緊張感がある状態が続くので、「引きこもり」じゃなくて少しの期間休息だと思って、1人でも英語に触れ続けましょう。
まとめ:【留学に失敗して引きこもりした話】
留学は人生のうちに何度も行けるわけではありません。
これから留学に行く、または現在留学中のみなさんには、私のように~するべきだった、~なんでしなかったんだろうなと思うような、留学生活を送らないでほしいです。
留学の失敗を防ぐ方法
- 留学の目的を明確にする
- 留学前に英語力を磨く
- 帰国後の就職/転職のビジョンを描く
ここで勘違いしてほしくないのは、完璧な留学を生活を目指さなきゃいけない、失敗は悪いことと思ってしまうことです。
失敗というのは、未来への大事なステップなので、悪ではないです。
失敗しても、1回休憩して立ち上がることが大事だということを忘れないでください。
私も1度は引きこもりになってしまいましたが、逆にその期間に休息をとって英語をたくさん勉強したおかげで、最後の3か月に英語が一気に伸びました!
どんなことも経験なので、無理をせず、自分のペースいきましょう!
あり