この記事はこんな方におすすめ
近年ではコロナウィルスがアジアから広がったことにより、世界中で深刻なアジア人に対する人種差別が起こりました。
そういった差別に関するニュースなどをみて、自分も留学中に差別をうけないか不安になりますよね。
結論から言うと、留学中に”差別”を受ける可能性は十分にあります。
差別の種類は違えど、長期の留学になればなるほど1度は必ず経験すると思います。
こういったように、人種差別というのは留学中に避けては通れない問題です。
しかし、英語または現地の言語を自信を持って話すことが人種差別の回避に繋がることもあります。
この記事では、少しでも快適な留学生活を送るために、わたしの経験から留学中の差別について詳しく紹介していきます。
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【留学中の差別】そもそも人種差別とは
人種差別とは、特定の人種や民族に対して行われる不平等な扱いや偏見のことを指します。
- 言語
- 文化
- 身体的特徴
人種差別はこれらが違うという理由だけで、政治的、経済的、文化的、社会的など、あらゆる分野で権利を侵害されてしまうのです。
(*こちらの記事を参照にしています)
【留学中の差別】差別の多い国5選
留学人気国でも、多くの人種差別が行われています。
実際に留学中に人種差別を経験する人も少なくありません。
留学に人気な国で、特に人種差別が多い国はこの5つと言われています。
アメリカ
アメリカは多文化社会で、多様性に寛容な国のイメージがありますが、人種差別が深刻な社会問題となっています。
特に、アフリカ系アメリカ人、ラテン系、アジア系の人々に対する差別が根強く存在します。
近年、アジア系に対するヘイトクライムが増加しており、留学生もその影響を受けることがあります。
イギリス
イギリスでは一般的に多文化主義が根付いていて、ロンドンのような大都市では人種や文化の多様性が受け入れられています。
しかしその一方、移民や少数民族に対する差別が顕著です。
留学する地域や状況によっては、特にアフリカ系や南アジア系のコミュニティが差別の対象となることが多く、差別的な態度や行動に直面することがあります。
オーストラリア
日本からの留学先として、オーストラリアは留学生に人気ですが、アジア系留学生や中東系留学生に対する差別が問題視されています。
意外なことに、特に都市部で差別的な態度や言動が報告されています。
日本人のようなアジア系の人々に対する偏見やステレオタイプが存在し、これが差別的な発言や行動につながります。
さらに近年はコロナウィルスの影響で、アジア系住民や留学生に対する嫌悪感が高まりました。
フランス
フランスでは、イスラム教徒やアフリカ系移民に対する差別が根深いです。
これにより、特に北アフリカや中東出身の留学生が差別に直面することが報告されています。
アジア人差別も多発しているので、差別の多い国と言えるでしょう。
ドイツ
ドイツは移民が多く、一見多文化主義が根付いているイメージがありますが、特に中東やアフリカからの移民に対する差別が増加しています。
極右勢力の影響が強まっており、留学生がこうした差別の標的になりやすいです。
街によってはアジア人が多いところもありますが、それでも差別的発言をされることもあります。
【留学中の差別】差別の事例
差別は大きくまとめて2種類あります。
- 明らかに攻撃的な差別発言・態度
- 気づかないうちにされている差別
意外と差別について詳しく知らないと、差別されていることに気づかないこともあります。
なので、次は差別の事例について紹介していきます。
無視
授業中に発言した際、留学生の意見が無視されたり、順番を飛ばすなどの明らかな行為も差別になります。
例えば、現地の学生や教授が留学生のアクセントを理由に意見を軽視したり、質問に対して真剣に答えなかったりする場合もあります。
さらに、友達づくりの場でも明らかにアジア人避けるような態度をしたり、グループに入れさせないなども差別意識によって起こります。
\留学での友達作りについてはこちらの記事で紹介しています!/
家探しや契約での差別
留学生がアパートを探している際、「外国人は受け入れない」という理由で賃貸契約を拒否されることがあります。
例えば、不動産業者や大家が「文化の違い」や「言語の問題」を理由に、人種を選んで入居を断る場合があります。
飲食店での差別
レストランやカフェで、外国人という理由で冷たく扱われたり、サービスが劣ったりすることもあります。
例えば、現地の客には丁寧に対応する一方で、外国人には最低限のサービスしか提供をしない、呼ばれてもイヤイヤ来るなど顕著に差別をする人もいます。
特に、気をつけて欲しいのが、レストランやスーパーのお会計!
人によっては、わからないだろうとおつりを少なく渡してくることもあるのです。
就活中の差別
留学生がインターンシップや就職活動を行う際、人種によって選別されて採用を見送られることがあります。
例えば、面接で「ビザの問題」や「文化の違い」を理由に、現地の学生よりも低く評価されるなどです。
最近では、アメリカに住む黒人の方が白人の名前で同じ履歴書を同じ会社に送ったところ、審査に合格したという問題もありましたよね。
このように、明らかに人種の違いで将来への選択肢が代わることもあります。
公共の場での差別
道を歩いていてたり電車に乗るだけで、差別にあうこともあります。
明らかにじろじろ見られたり、避けられたりと嫌な態度を取られるのも差別意識からのことも多いです。
日本人でも、日本に来る外国人観光客にしてしまう人も意外といますよね。
【留学中の差別】差別を回避する方法
留学中に人種差別は、避けて通れない問題です。
その中で、少しでも差別を回避するために出来ることを3つ紹介します。
現地の歴史やルールを知る
留学前に現地の歴史や文化だったり、公共の場でのマナーやルールを知りましょう。
現地の人が何を不快と感じるのか、何が禁止とされているのかを知ることはとても大事です。
例えば、日本の電車です。
電車で騒いでいる人がいたら。観光客だとしても少し不快に感じてしまう人もいると思います。
”文化が違うからしょうがない”というのは簡単ですが、自国の文化を押しつけてばかりでは相手に受け入れてはもらえません。
堂々とした態度を取る
日本人は強く意見を言えなく、”sorry"をたくさん言うことから高圧的な態度を取られやすいです。
明らかに向こうが悪くても、思わず謝ってしまうことも多いと思います。
海外に住むなら、日本にいるよりも少し堂々とした方が現地になじみます。
これは、スリなどの犯罪のターゲットになるのを抑える効果もあります!
英語/現地の言葉を勉強する
1番大事なのが、言語の勉強です!
言葉が通じないとどうしても、なめられやすくなってしまいます。
もちろん多くは優しい人ですが、明らかに現地の言葉を話せなかったり、言葉が通じないと嫌な顔をしてくる人もいます。
最低限ある程度の英語を話せると、そういった意地悪な人でもコミュニケーションを取りやすくなるので言語はとても大切です。
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【留学中の差別】差別を受けた時の対処方
では実際に、差別を受けてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。
気にせず相手にしない
どんなにわたしたちが現地に馴染もうと頑張っても、差別主義者はいます。
そんな人たちは、気にせず無視しましょう!
差別主義者の人の考えを変えるのは、わたしたちには出来ません。
相手にするだけ無駄だと思って、自分から遠ざけましょう。
先生やサポートデスクに相談
学校や寮で明らかな人種差別を受けたら、我慢せずに先生やサポートデスクに相談しましょう。
初めて差別を受けると、自分が何かしてしまったかな?と自分を責めてしまいがちです。
しかし、あなたは何も悪くありません!
差別主義者は、話したところで考えを変えないので、間に先生などに入ってもらった方が安心です。
クラスや住む場所なら変えてもらえる可能性もあるし、悩むだけではなく行動してみましょう!
【留学中の差別】わたしが留学中に失敗したこと
留学中の差別を受けるのももちろん怖いですが、無意識に差別的な発言をしてしまうことも気をつけなくてはいけません。
これは、わたしが留学初期に失敗してしまったエピソードです。
留学に行って寮のみんなで、ご飯を食べたときのことです。(*ちなみに周りはヨーロッパとカナダからの留学生たちでした)
わたしはコミュニケーションのつもりで、「肌が白くていいな~」「鼻が高くていいな~」とみんなことを褒めていたのです。
しかし、フランス人の友達に言われたのは、「ありは差別主義者なの?」でした。
「肌が白くていいな~」は、「肌が黒いとだめ」だと周囲に伝わってしまったのです。
わたしは褒めているつもりだったので衝撃をうけましたが、これは今でも忘れられない大きなわたしの失敗であり、大きな学びとなりました。
世界中の人が集まる留学先では、日本の常識や価値観は通用しません。
差別を受けるのを恐れるだけではなく、自分が差別的な発言をしてしまわないように気をつけ、差別について理解を深めることも大事なポイントです!
まとめ:留学中の差別
日本で受けることのない差別は、海外に住むととても身近なものになります。
留学に行く前に、差別受けないか不安に思ってしまうのもとてもわかります。
差別を回避する方法
- 現地の歴史やルールを知る
- 堂々とした態度を取る
- 英語/現地の言葉を勉強する
留学中は、この3点を頑張ってとにかく現地に馴染もうと意識するのがポイント!
緊張はしますが、積極的に現地の人と上手くコミュニケーションを取ってみましょう。
あり