この記事はこんな方におすすめ
- ドイツでのワーキングホリデーに興味があるが悩んでいる方
- 実際のドイツでの経験談が気になる人
- ドイツ語が話せないまま、ドイツへワーホリに行けるか心配な人
いまや挑戦する人の多いワーホリですが、ドイツのワーホリ事情の情報が少なく不安ではありませんか?
わたしもドイツのワーキングホリデーを決めてから、様々な情報を見つけようとたくさんネットサーフィンをしました。
しかし、見つけた情報は古いものばかりで、準備段階でとても不安だらけでした。
なのでこの記事では、わたしの経験談を交えてドイツの現状・ワーホリについてを書いていきます。
わたしもまだまだ渡航したばかりなので、今後も情報を日々更新していきますので、参考にしていただけると嬉しいです!
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【ドイツ】ワーキングホリデービザとは?
2000年に、日本とドイツで交わされた協定により両国間でワーキングホリデー制度が開始されました。
ワーキングホリデービザでは、渡航者が最長1年間ドイツに滞在することが可能になり、様々な職場での就労が認められます。(*AuPairを除く)
しかし、注意点はワーホリビザだと同じ職場での勤務は最長6ヶ月までとなります。
ドイツのワーホリビザの申請条件は、下記の通りです。
- 日本国籍を有していること
- ドイツ国内での滞在許可申請時に18歳以上31歳未満であること
- 過去にドイツのワーキングホリデービザを申請していないこと
- ドイツでの滞在予定期間が3か月以上1年以内であること
- 親族(子供など)が同行しないこと
このような条件をクリアすればワーホリのビザが取得でき、3ヶ月以上1年以内でドイツに長期滞在することが可能なのです。
【ドイツ】ワーキングホリデービザ取得方法
ドイツのワーホリビザを取得する方法は、日本国内で取る方法と、ドイツに行ってから取る方法があります。
しかし、ドイツに渡航してから知ったのですが、現在はドイツではワーホリビザを取得することが難しいそうなのです。
これは、ウクライナからの移民が増えた関係で、移民局がキャパオーバーになってしまっていることが原因とのことで、ビザが取れずに3ヶ月で日本に帰国してしまう人もいるようです。
なので、今回は日本でワーホリビザを取得する方法を説明していきます。
- 署名済みのWeb版長期ビザ申請書 1部
署名は、パスポート内の署名と同じものを使用 - 記入・署名済みの誓約書1部
署名は、パスポート内の署名と同じものを使用 -
在京ドイツ大使館で申請の方:
‐パスポート返送のためのレターパックプラス(520円)大阪のドイツ総領事館で申請の方:
宅急便の着払いで返送することができます。その場合は、A4サイズの返信封筒を提出してください。 - パスポート用写真(35x45mm 正面撮影)1枚
- 日本国パスポート及びそのコピー1部(A4サイズ)*ワーホリビザが切れても、なお3ヶ月以上有効期限が残っているもの
- 往復航空券予約の証明書(片道もOK)
- ドイツでの全滞在期間有効な旅行者用医療保険(歯科の治療/旅行賠償責任保険/女性の場合は妊娠時にも適用される保険に加入が必要)
- 生活費支払い能力の証明⇒最低2,000ユーロの資金。片道航空券しかない場合は、4,000ユーロ。(過去3ヶ月分のコピーが必要)
- 志望動機(形式自由。英語あるいは、ドイツ語。過去のドイツ滞在歴、入国後の具体的な予定、帰国後の就労内容を含む予定)
- 履歴書(形式自由。英語あるいは、ドイツ語。)
*ドイツ大使館ホームページより引用(詳しくは必ずこちらを確認してください!)
提出時は、大使館でかなり細かくチェックされるので、漏れがないように準備しましょう!
ドイツ大使館で対応してくれる日本人スタッフが厳しいというのは、有名な話みたいです(笑)
申請は、オンライン申請はなく、東京か大阪に足を運んでの申請になるので遠くに住んでいる方は費用がかかってしまいます。
【ドイツ】ワーキングホリデーのメリット
では、ワーホリにはたくさんの選択肢がある中で、ドイツを選ぶメリットを紹介していきます。
日本人が少ない
いまや、ワーホリや移住で人気なオーストラリアやイギリスなどはワーホリにいっている日本人がとても多いです。
しかし、ドイツはまだまだワーホリとしてはマイナーな国なので、なるべく日本人がいない環境で挑戦したい人にはぴったりな場所です!
もちろん街によっては日本人が多いところありますが、少ない都市ばかりなのでおすすめです!
ヨーロッパ中に旅行に行ける
ヨーロッパの真ん中に位置するドイツからは、ヨーロッパ旅行に行きたい放題です!
陸続きなので、電車やバスを使って数時間で隣国にいけちゃいます。
また、ドイツ内の普通列車なら1ヶ月8,000円ほどで乗り放題のチケットもあるので、旅行好きには最高です(笑)
ビザ取得が無料
人気国のワーホリのビザが有料の中、ドイツのワーホリのビザは無料なのです!
これは地味に嬉しかったです(笑)
そしてドイツのワーキングホリデービザは取得が比較的容易であり、働く場所や職種に関しても柔軟です。
これは、興味のある分野での経験を積むのに役立ちます。
文化的・歴史的魅力がある
ドイツは歴史的な遺産や文化的なイベントが豊富です。
博物館、美術館、音楽フェスティバル、クリスマスマーケットなど、多彩な文化体験を楽しむことができます。
最近は日本でも、オクトーバーフェスやクリスマスマーケットは有名ですが、本場のはさらに迫力があります!
ドイツへのワーホリに興味を持った方はぜひ挑戦してみてください!
【ドイツ】ワーキングホリデーのデメリット
魅力がいっぱいのドイツのワーキングホリデーですが、やはりデメリットもあります。
圧倒的情報が少ない
ドイツにワーホリは行っている人が少ないからこそ、圧倒的情報が少ないです。
わたしは友人がドイツに住んでいたので、比較的情報が入りやすくはあったものの、やはりドイツ人として現地に住んでいる人とワーホリ組では生活の仕方がまったく違います。
なので、ワーホリ人気国よりも難易度が高くなります。
言語習得が難しい
ドイツは英語を話せる人がほとんどなので、意外とドイツ語を話さなくても1年ならば過ごせてしまいます。
そして、アルバイトも英語を活用したりしていると、ドイツ語を勉強する機会を失う可能性も・・・。
ドイツ語の語学学校に行くのはもちろんいいと思いますが、仕事で使えるほど上達するのはなかなか難しいです。
高い生活費
特にベルリンやミュンヘンなどの大都市では、家賃や食費が高いです。
生活費を十分にカバーできるだけの収入を得ることが難しい場合、経済的に厳しい状況に陥ることがあります。
【ドイツ】ワーキングホリデーのアルバイト事情
ドイツ語話せないのに、ドイツでアルバイトできるの!?と思っている方いませんか?
わたしも渡航前は、かなりアルバイトができるか気がかりで悩みました。
しかし、意外と英語だけだったり、拙いドイツ語でも就労は可能なのです!
最低賃金の上昇と円安も手伝い、やはり出稼ぎ目当てで来ている日本の方も少なくないみたいです。
メモ
- 最低賃金 12.41€(2024年1月)
現在は1€=170円ほどなので、最低賃金は1時間あたり2,100円ほどになるので日本で働くよりは圧倒的に稼げます。
しかし、働く時間によっては税金もかかってくるので、実際には働く時間をセーブする方も多いです。
見つけやすい仕事
日本人にとって見つけやすい仕事は、下記のような仕事があります。
- 日本食レストラン
- ホテルのハウスキーパー
- レストランの皿洗い
- カフェ
見つけるのが難しい仕事
飲食店とは違い、専門的な知識や語学力が必要とされる職種はなかなか働くのが難しいです。
なので以下の様な仕事を希望する場合は、事前にドイツ語を勉強することが必須になります。
- 現地企業での職種
- 専門職
- ワイン農園
仕事探しの方法
仕事探しの方法は、いくつかあります。
- MixB⇒日本食レストランの求人など
- Indeed⇒現地企業など
- 履歴書配り⇒現地のカフェなど
わたしは履歴書を配る場合はを考え、日本にいるころから履歴書を作成し、直ぐに印刷ができないことを想定して30部ほど印刷をしていきました(笑)
【ドイツ】ワーキングホリデーの注意点
では、ここまでドイツのワーホリ事情を説明してきましたが、注意すべき点もあります。
- ビザ申請時期
- 資金
- 言語力
- 住む場所
上記の4つを詳しく紹介していきます!
ビザ申請時期
まずはビザの申請時期です。
ドイツのワーホリビザを取るには、まずは大使館の予約が必要となります。
しかし、本当にこの大使館の予約が取れない・・・。
わたしの場合は、1月からワーホリ予定希望だったので、大使館の予約が取れずに最終的に出発が半年延びてしまいました。
なので、大使館の予約は希望の時期よりも余裕を持って動くようにすると、焦らずにすみます。
資金
留学と比べると、ワーホリの方が比較的資金はかかりません。
しかし、油断してはいけません!!!
わたしは以下の通り渡航前に費用がかかりました。
飛行機(片道) | 125,000円 |
保険代 | 127,000円 |
3ヶ月分の家賃 | 330,000円 |
買い物(1年分コンタクトなど含む) | 50,000円 |
合計 | 632,000円 |
さらに、渡航後も仕事が見つかるまでの食費・携帯代・娯楽費・語学学校代などなどを考えると、お金はいくらあっても足りません(笑)
なので、ワーホリだからと油断せずに、十分な資金力をつけておくのがおすすめです。
言語力
ドイツのワーホリは、英語もドイツ語もペラペラでなくとも、仕事を見つけることも・生活も可能です。
しかし、ドイツ語か英語の基本的な知識があると、ドイツに来てからの過ごし方の幅が広がり、楽になります。
日常会話や仕事に必要な英語やドイツ語を学ぶために、事前に勉強しておくのがおすすめです。
住む場所
ドイツは年々人も増え、家を探すのが難しくなっています。
なので、最初は数ヶ月住めるところを探しておくのが必須!
とはいえ、ドイツはホテルも高いので長期の滞在はよっぽど経済力がないと難しいです。
特に英語もドイツ語も苦手という人は、詐欺などから身を守るためにも語学学校の寮などに入れるように手配しておくと安心だと思います。
まとめ:【ドイツ】ワーキングホリデー
ドイツのワーキングホリデー事情はいかがでしたか?
情報も少なくドイツ語が母国とされている国では、様々な困難はぜったい直面することがあります。
表記が読めないことも当たり前ですが、少し困ることもあります。
なので、ドイツワーホリに行きたい人はドイツの情報収集を怠らず、到着後にギャップを感じることのないように準備をするのがおすすめです。
- ドイツ語に興味を持てる人
- 人と違うことをしたい人
- 挑戦したい気持ちがある人
- ヨーロッパが好きな人
とはいえ、やはりワーホリの全体像をつかむのは中々自分で調べるだけでは難しいですよね。
行ってから後悔しないために、まずは留学エージェントの無料相談を活用してみてください!
実際に申し込まなくても、ワーホリのプロに無料相談だけでもできればお得ですよね!
帰国後に後悔しない海外渡航にするために、活用できるものはすべて活用していきましょう。
もちろん、わたしに相談いただいても大丈夫です!
プロではありませんが、今までの海外経験や留学/ワーホリ経験を元にできる限りお答えさせていただきます!
あり